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「打ちっぱなしに行ってみたいけど、システムが分からなくて入りづらい」——ゴルフ練習場デビューの壁は、技術ではなく「勝手が分からない」ことです。料金の仕組み、受付から精算までの流れ、持ち物、打席でのマナー。この記事を読めば、初めてでも常連のような顔で打席に立てます。ゴルフを始めたばかりの人、インドアで練習してきて「本物の弾道」を見たくなった人、どちらにも対応した完全ガイドです。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)とは?
打ちっぱなしとは、屋外のゴルフ練習場のこと。ネットで囲われた広いフィールドに向かって、打席からボールを打ちます。名前の由来は「打ったボールを拾いに行かなくていい(打ちっぱなしでいい)」から。都内や近郊では2〜3階建ての打席が並ぶ大型施設が主流で、予約不要・ふらっと行ってOKの施設がほとんどです。多くの練習場でクラブレンタルがあり、実は手ぶらデビューも可能です。
料金システムの仕組み【これだけ分かれば大丈夫】
初見で一番戸惑うのが料金です。基本構造は「ボール代+打席料」の2階建てと覚えてください。
| 項目 | 仕組み | 目安 |
|---|---|---|
| ボール代 | 1球いくら、またはカゴ(50球前後)単位で課金 | 1球10円前後〜(都心は高め) |
| 打席料 | 打席の利用料。無料の施設も多い | 0〜500円程度 |
| プリペイドカード | 券売機でカード購入→ボール貸出機で使う方式が主流 | 1,000円〜(残高は次回繰越) |
| 打ち放題プラン | 時間制で球数無制限のプランがある施設も | 60〜90分で1,500〜3,000円前後 |
初心者が100球打つ場合の予算は、合計1,000〜2,000円前後が目安。早朝や平日昼はボール単価が安くなる練習場が多いので、費用を抑えたい人は時間帯を選びましょう。

初めての利用の流れ(受付→打席→精算)
- ①受付・券売機:入口でプリペイドカードを購入(または受付で打席指定)。「初めてです」と言えば使い方を教えてくれます。レンタルクラブもここで借ります
- ②打席へ移動:指定された打席番号へ。1階は地面の感覚に近く距離感がつかみやすい、2階以上は安めで空いていることが多い、と覚えておくと選びやすいです
- ③ボールを出す:打席のボール貸出機にカードを入れて球数を選択。多くの練習場は自動ティーアップ(打つたびに次のボールがセットされる)です
- ④練習:自分のペースでOK。時間制限は基本ありません(混雑時の目安はあり)
- ⑤精算:カード残高はそのまま次回使える施設が多数。レンタルクラブを返して終了です
持ち物と服装|実質手ぶらでOK
服装は自由。動きやすければジーンズでもOKで、靴もスニーカーで十分です(サンダルはNG)。クラブはレンタル(無料〜数百円)があるので、持っていくべきものは実質グローブだけ。素手で50球も打つと手にマメができます。自分の手に合う1枚を持っておきましょう。定番はフットジョイ ナノロックツアーあたりで、サイズの測り方はゴルフグローブの選び方(サイズ早見表つき)にまとめています。あとは汗をかく季節ならタオルと飲み物を。
初心者が最初にやるべき練習メニュー(100球の使い方)
- 最初の20球:9番アイアンかPWで、腰から腰までのハーフスイング。当たる感覚づくりに全部使う
- 次の50球:7番アイアンでスリークォーター〜フルスイング。1球ごとに目標(ヤード表示の看板や旗)を決めて打つ
- 最後の30球:調子が良ければドライバーを10球だけ解禁。残りは一番当たったクラブで気持ちよく締める
やってはいけないのは、最初からドライバーをフルスイングで連発すること。当たらない→力む→もっと当たらない、の悪循環でデビュー戦が苦行になります。球数は100球で十分。それ以上は集中力が切れて雑な素振りの反復になりがちです。
上達が速くなる打ちっぱなしのコツ3つ
- ①距離表示の看板を「目標」として使う:何も狙わず打つのと、毎球「100ヤードの看板の右」と決めて打つのでは、同じ球数でも上達速度がまるで違います
- ②スマホでスイング動画を撮る:打席の後方(自分の打席範囲内)から数球ぶん撮影して見返すだけで、自覚と実際のズレが一目瞭然。レッスンに通っている人は課題の答え合わせにも
- ③飛距離は「キャリーの落ち場所」で見る:練習場のボールは飛びを抑えた専用球で、マットからだと実際より飛ばないことも。数字に一喜一憂せず、落ち場所の傾向(方向・高さ)を見るのが正しい使い方です
打ちっぱなしのマナー・暗黙のルール
- 打席の後ろを通るときは一声かける or 距離を取る:素振りやスイングの範囲に入らないのが鉄則。子ども連れの場合は特に注意
- 打席からの前方に出ない:落ちているボールを拾いに出るのは絶対NG(場内は打球が飛び交っています)
- 練習場のボールは持ち帰らない:場内ボールは施設の備品です
- 大声・長時間の打席占有(打たずに長話)は控える:混雑時は特に
- アドバイス魔にならない・気にしない:たまに話しかけてくる常連さんがいますが、軽く流してOK。逆に人のスイングに口を出すのもマナー違反です

インドアと打ちっぱなしの使い分け
打ちっぱなしの最大の価値は実際の弾道が最後まで見えること。高さ・曲がり・落ち際は、シミュレーターの数値だけでは体感できません。一方、インドアは天候無関係・駅近・データ計測という強みがあります。「平日はインドアで数値練習、週末に打ちっぱなしで実弾道の答え合わせ」が上達の黄金パターン。インドアの選び方はインドアゴルフとは?メリット・デメリット、コースデビューまでの全体像はコースデビュー完全ロードマップを参考にしてください。
東京・近郊で打ちっぱなしを探す
ゴルナビ東京では、都内・近郊のゴルフ練習場・ショートコースをショートコース・練習場一覧にまとめています。ナイター営業・トップトレーサー(弾道追跡システム)付き・アプローチ練習場併設など、設備で選ぶのも楽しいポイント。自宅や職場の近くはエリア別からどうぞ。
打ちっぱなしデビュー よくある質問
Q. 一人で行っても浮きませんか?
A. まったく浮きません。練習場の利用者はほとんどが一人です。各打席は独立していて、他人のスイングを見ている人もいません。
Q. 費用は1回いくらくらいですか?
A. 100球打って1,000〜2,000円前後が目安です(ボール代+打席料)。早朝や平日昼の割引時間帯を使うとさらに抑えられます。
Q. クラブを持っていなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。ほとんどの練習場でレンタルクラブ(無料〜数百円)があります。まず借りて始めて、続けると決めたら自分のクラブを検討すれば十分です。よく使う7番アイアン1本だけ、ゴルフドゥなどの中古で数千円から持つのも定番の始め方です。
Q. 何球くらい打てばいいですか?
A. 初心者は50〜100球で十分です。それ以上は集中力が切れてフォームが崩れがち。「少ない球数を丁寧に」のほうが確実に上達します。
Q. 服装の決まりはありますか?
A. ありません。動きやすい普段着+スニーカーでOKです(サンダルは危険なのでNG)。ゴルフウェアが必要になるのはコースに出るときからです。
まとめ:仕組みさえ分かれば練習場は最高の遊び場
- 料金は「ボール代+打席料」の2階建て。100球1,000〜2,000円が目安
- 持ち物は実質グローブだけ。服装自由・クラブはレンタルでOK
- 最初の100球は9I→7I→最後にドライバー10球の配分で。フルスイング連発は悪循環のもと
- マナーは「打席の前に出ない・後ろを通るとき注意・ボール持ち帰らない」の3つだけまず覚える
近くの練習場はショートコース・練習場一覧とエリア別からどうぞ。ゴルフのルールやハンディキャップの公式情報は公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA公式サイト)も参考になります。
※本記事の料金は2026年7月時点の東京都内・近郊の一般的な相場観です。料金体系・レンタルの有無は施設により異なるため、最新情報は各練習場の公式サイトでご確認ください。
