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「パターは1万円〜10万円まで価格幅が広い」「ピン型とマレット型、どっちを選ぶべき?」――パターはスコアの約40%を占める最重要クラブですが、選び方を間違えると一生悩み続けます。本記事ではパターの3種類の形状、ヘッドデザイン、シャフト・グリップ選び、身長別の長さ、価格帯別おすすめまで完全解説します。結論を先に言うと、初心者は「マレット型・34インチ・ピストルグリップ」が最も安定する黄金組み合わせです。
パターがスコアに与える影響
使用頻度
| クラブ | 1ラウンドの使用回数 |
|---|---|
| ドライバー | 14回 |
| アイアン | 20-30回 |
| ウェッジ | 15-20回 |
| パター | 30-36回(最多) |
パターはドライバーの2倍以上使うクラブで、スコアの40%前後を占めます。100切り達成にはパター選びと練習が必須です。詳しくはパッティングの基本を参照。
パターの3つの種類(形状別)
① ピン型(ブレード型)
シャープな細長い形。伝統的なデザイン。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 慣性モーメント | 小さい |
| 操作性 | 高い(意図したラインに打ちやすい) |
| 寛容性 | 低い(ミスがそのまま結果に) |
| おすすめ | 上級者・繊細なタッチ重視 |
代表モデル: タイトリスト Scotty Cameron Newport、PING Anser
② マレット型 ★初心者推奨
中型〜大型のヘッド。バランスが取れた万能型。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 慣性モーメント | 中〜大 |
| 操作性 | 中(直進性が高い) |
| 寛容性 | 高い(ミスを軽減) |
| おすすめ | 初心者〜中級者 |
代表モデル: オデッセイ Two Ball、PING Tomcat、TaylorMade Spider
初心者にはマレット型が圧倒的におすすめ。理由:
- 慣性モーメントが大きく、ストロークがブレない
- 重心が深く、ミスしてもボールがまっすぐ転がる
- アライメント(目標線)が見やすい
③ ネオマレット型
特に大きいヘッドで最も安定性が高い。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 慣性モーメント | 最大 |
| 操作性 | やや低い(直進専用) |
| 寛容性 | 最大 |
| おすすめ | 方向性最重視・初心者 |
代表モデル: オデッセイ #7、TaylorMade Spider Tour、PING Mundy
「方向性に絶対の自信を持ちたい」という人に最適。ヘッドが大きいので慣れるまで違和感があることも。

ヘッド形状とアライメント
アライメント(目標線)の見やすさ
パターを構えた時、ヘッド上の白線・矢印でターゲット方向を確認しやすいか。
| 種類 | アライメント |
|---|---|
| ピン型 | シンプル(細い線) |
| マレット型 | 中(白線+矢印) |
| ネオマレット型 | 大(複数の線・形状で目線誘導) |
マレット・ネオマレット型はアライメントが見やすく、初心者の方向性ミスを軽減できます。
バランス
パターのヘッドのバランスで打ち方が変わる:
- フェースバランス: フェースが上を向く設計、ストレートストロークに適合
- トウバランス: トウ(先端)が下を向く設計、円弧ストロークに適合
ストロークタイプによって選ぶ。初心者はフェースバランスが直線的なストロークを誘導してくれる。
シャフトの選び方
シャフトの長さ
身長別の標準長さ:
| 身長 | パター長さ |
|---|---|
| 150〜160cm | 32〜33インチ |
| 160〜170cm | 33〜34インチ(標準) |
| 170〜180cm | 34〜35インチ |
| 180cm以上 | 35インチ以上 |
長すぎると前傾が浅くなる、短すぎると前傾が深くなりすぎる。フィッティングで実測がベスト。
シャフトの素材
- スチール: 重さあり、安定性高、標準
- カーボン: 軽量、最近のトレンド、振り抜きやすい
初心者はスチールが安定するため推奨。
グリップの選び方
グリップの種類
| 種類 | 特徴 | おすすめ |
|---|---|---|
| ピストル型 | 標準形、両手の感度を均一にする | ◎ 初心者推奨 |
| オーバーサイズ | 太めで手首の動きを抑制 | ストローク不安定の人 |
| テクスチャード | グリップ感重視、カウンターバランス | 上級者 |
詳しいグリップはグリップの基本 3種類の握り方を徹底解説も参照。
握り方のスタイル
- 逆オーバーラッピング(左手人差し指を右手の指に乗せる): ★初心者推奨、両手の感度均一化
- クロスハンド(左手下): 引っかけ防止、独特の感覚
- クロー: 上級者向け、右手の繊細さ重視
価格帯別のおすすめパター
コスパ重視(中古5,000〜15,000円)
1〜2年落ちの中古モデルで十分。性能差ほぼなし。中古パターはゴルフドゥなどの中古専門店で、状態を確認しながら探すのがおすすめです。
おすすめ:
- オデッセイ Two Ball(マレット定番)
- PING Tomcat(寛容性高)
- TaylorMade Spider EX(中古2万円以下)
標準価格(新品20,000〜40,000円)
おすすめ:
- オデッセイ Eleven シリーズ
- PING 2024 シリーズ
- TaylorMade Spider Tour シリーズ
プレミアム(新品40,000〜100,000円)
おすすめ:
- タイトリスト Scotty Cameron Newport
- L.A.B. Golf DF3
- BettiNardi BB シリーズ
詳しい中古活用は初心者のクラブセット揃え方を参照。

フィッティングで失敗を防ぐ
パターフィッティングで分かること
- ライ角: パターを構えた時の地面との角度
- 長さ: 身長と前傾角に合った長さ
- ヘッドバランス: フェースバランス vs トウバランス
- 重さ: ヘッドとグリップの重量バランス
おすすめフィッティング先
- メーカー直営スタジオ: タイトリスト、PING、TaylorMade
- ゴルフショップ: ヴィクトリアゴルフ、二木ゴルフ
- インドア施設: 一部の高精度シミュレーター搭載店
東京エリアのフィッティング対応インドア施設はトップページのエリア検索から検索できます。
パターを選ぶ時の3つのチェック手順
ステップ1:店頭で構えてみる
- アライメントが見やすいか
- 重さに違和感はないか
- ストロークしやすいか
ステップ2:5m転がしテスト
- 5回転がして、距離のばらつき測定
- 方向性のばらつき確認
ステップ3:数日寝かせる
その場で買わず、数日比較検討してから決める。パターは長く使うクラブなので焦らない。
パター よくある質問
Q. パター1本で何年使える?
A. ヘッドは10年以上、グリップは3〜5年で交換目安。詳しくはゴルフクラブの種類と役割を参照。
Q. パターは個人差が大きい?
A. はい、最も個人差が大きいクラブ。プロのトッププレイヤーでも独特のパターを使う人がいるほど。試打で気持ちよく打てるかを最優先。
Q. 中古パターでも大丈夫?
A. 問題ありません。1〜2年落ちで性能差ほぼなし。ヴィクトリアゴルフ、ゴルフパートナー等で実物確認推奨。
Q. ヘッドが大きいほど良い?
A. そうとは限らない。寛容性は上がるが、操作性は下がる。初心者はマレット〜ネオマレットが無難。
Q. パターの重量はどう選ぶ?
A. 重い(350g以上)はゆっくりストロークの人向き、軽い(330g以下)は速いリズムの人向き。フィッティングで自分のリズムを把握できる。
Q. プロのパターを使えば上手くなる?
A. 必ずしも有利ではありません。プロモデルは扱いが難しく、初心者には逆効果のことも。自分に合った1万円のマレットの方が良い結果が出ることも。
Q. グリップの太さは?
A. 標準サイズ(直径60mm前後)が一般的。手の小さい人は細め(58mm)、手首の使いすぎを抑えたい人は太め(64mm以上)。
まとめ:初心者は「マレット型・34インチ・スチール・ピストルグリップ」が黄金解
パター選びの結論:
- 形状: マレット型(初心者推奨)
- 長さ: 身長170cm前後で34インチ
- シャフト: スチール(安定性)
- グリップ: ピストル型(逆オーバーラッピング握り)
- 価格: 中古15,000円程度から始める
- フィッティング: 購入前に必ず受ける
パターはスコアの40%を決める重要クラブ。じっくり選んで長く使うのが正解です。次回はティーグラウンド/フェアウェイ/グリーンの違いで、コース上の各エリアの特徴を解説します。
ゴルフの公式ルール・最新情報は日本ゴルフ協会(JGA)公式サイトでも確認できます。
※モデル名・価格は2026年5月時点の参考値です。最新情報は各メーカー・販売店でご確認ください。

