「フェードってどんな球?」「アテストって何?」――ゴルフ用語は独特で、初心者は同伴者の会話の半分も理解できないのが普通です。本記事では初心者が知っておくべき100語を6カテゴリに分類して完全解説。ラウンド前に読めば、同伴者との会話に自然に入っていけ、初ラウンドの不安が大きく解消されます。ブックマークしてラウンド前の事前準備にどうぞ。
カテゴリ別目次
- A. スコア・結果用語(15語)
- B. ルール用語(20語)
- C. クラブ・道具用語(20語)
- D. スイング・ショット用語(20語)
- E. コース・地形用語(15語)
- F. マナー・運営用語(10語)
合計100語。

A. スコア・結果用語(15語)
1. パー(Par)
ホールの規定打数。コース全体ではPar72が一般的。
2. バーディ(Birdie)
パーより1打少ない結果。「-1」と書く。
3. イーグル(Eagle)
パーより2打少ない結果。「-2」。
4. アルバトロス(Albatross)
パーより3打少ない結果。「-3」。極めてレア。
5. コンドル(Condor)
パーより4打少ない結果。ゴルフ史上数例しかない。
6. ボギー(Bogey)
パーより1打多い結果。「+1」。
7. ダブルボギー(Double Bogey)
パーより2打多い結果。「+2」。
8. トリプルボギー(Triple Bogey)
パーより3打多い結果。「+3」。
9. ホールインワン
ティーショット1打でカップに入る結果。
10. グロス(Gross)
実打数(ハンデ差し引き前のスコア)。
11. ネット(Net)
グロス – ハンデキャップ。コンペで競う公平値。
12. ハンデキャップ(Handicap, HDCP)
実力を数値化した指標。詳細はハンデキャップとはを参照。
13. シングル
ハンデが1桁(0〜9)のゴルファー。アマチュア上位3〜5%。
14. アンダーパー
パーより少ないスコア。プロでも一握り。
15. オーバーパー
パーより多いスコア。アマチュアの大多数。
詳しいスコアの数え方はゴルフスコアの数え方完全ガイドを参照。
B. ルール用語(20語)
16. OB(Out of Bounds)
コース外。白杭で示される。1罰打+元位置から打ち直し。
17. ペナルティエリア
池・谷など。赤杭・黄杭で示される。1罰打で救済。
18. アンプレヤブル
打てない場所のボール。自分で宣言、1罰打+3つの救済オプション。
19. ロストボール
3分以内に発見できないボール。1罰打+元位置から打ち直し。
20. 暫定球
OBやロストの恐れがある時、予防的に打つ別のボール。
21. 特設ティー
OB時のローカルルール。「前進4打目」とも。
22. ストロークプレー
打数の合計で競う方式(99%のラウンド)。
23. マッチプレー
各ホールの勝敗で競う方式。
24. ドロップ
救済時のボール落とし方。膝の高さから落とす。
25. プレース
ドロップが2回失敗したら、最後のドロップ地点に「置く」。
26. ティーアップ
ティーグラウンドでボールをティーペグの上に乗せる動作。
27. ストローク
「打つ」動作。空振りも1ストローク扱い。
28. オナー
前ホール最少打数の人。次のティーショットを最初に打つ権利。
29. アテスト
スコアカードに同伴者がサイン・確認すること。公式競技で必須。
30. レディーゴルフ
打順より進行優先で、準備できた人から打つ運用。
31. リプレース
動かしたボールを元の位置に戻す。
32. ピッチマーク
グリーン上のボール着地痕。グリーンフォークで修復。
33. ディボット
ショット後のフェアウェイの土ハネ。目土で修復。
34. ルースインペディメント
自然物の小石・葉・枝。ボール非接触なら取り除いてOK。
35. ハザード
スコアを落とす要因(バンカー・池・OB等の総称)。
詳しいルールはゴルフのルール 初心者が知るべき20の基本を参照。
C. クラブ・道具用語(20語)
36. ドライバー(1W)
最長飛距離のクラブ。ティーショット用。
37. フェアウェイウッド(FW)
3W・5W等。ロングホールの2打目。
38. ユーティリティ(UT)
FWとアイアンの中間。海外では「ハイブリッド」。
39. アイアン
5番〜9番。番手別に飛距離が刻まれる。
40. ウェッジ
PW・AW・SW・LWの総称。100yd以内の精密兵器。
41. パター
グリーン上で転がすクラブ。
42. ロフト角
クラブフェースの角度。大きいほど球が高く上がる。
43. ライ角
クラブヘッドが地面と接する角度。
44. シャフト
クラブの棒状部分。素材(スチール/カーボン)・硬さ(R/SR/S/X)で性能差。
45. フレックス
シャフトの硬さ。L→R→SR→S→Xの順に硬くなる。
46. グリップ
クラブの握る部分。3〜5年で交換が目安。
47. ヘッド
クラブの先端部分。460cc(ドライバー)等。
48. ティーペグ(ティー)
ボールを乗せる小さなピン。木製・プラスチック製。
49. マーカー
グリーン上でボール位置を示すコイン状の物。
50. グリーンフォーク
ピッチマーク修復用のフォーク状の道具。
51. ゴルフバッグ
クラブを入れて運ぶバッグ。スタンド式・カート式等。
52. ボール
ピース構造(2/3/4ピース)で性能差。詳しくはゴルフボールの選び方を参照。
53. ヘッドスピード(HS)
ドライバーのインパクト時のクラブヘッド速度。アマ平均40m/s。
54. ストロングロフト
ロフト角を立てて飛距離を伸ばす設計のアイアン。
55. フィッティング
クラブ仕様を体格・スイングに合わせて調整するサービス。
詳しいクラブの種類はゴルフクラブの種類と役割を参照。
D. スイング・ショット用語(20語)
56. アドレス
ボールの前で構える静止状態。
57. グリップ(握り方)
クラブを握る形。オーバーラッピング・インターロッキング等。
58. テイクバック
クラブを後方へ引く動作。
59. トップ
スイングの最高点。クラブが頂点に達した瞬間。
60. ダウンスイング
トップから振り下ろす動作。
61. インパクト
クラブヘッドがボールに当たる瞬間。
62. フォロー
インパクト後の振り抜き。
63. フィニッシュ
スイングの終点姿勢。
64. アッパーブロー
下から上へ振り上げる軌道。ドライバー向き。
65. ダウンブロー
上から下へ振り下ろす軌道。アイアン向き。
66. レベルブロー
水平な軌道。ウェッジ向き。
67. スライス
球が右に大きく曲がるミス。
68. フック
球が左に大きく曲がるミス。
69. フェード
意図的に右へ少し曲げる球(コントロール)。
70. ドロー
意図的に左へ少し曲げる球。
71. ダフリ(ダフる)
ボールの手前を打って距離が出ないミス。
72. トップ(トップする)
ボールの上を打つミス。低い弾道。
73. シャンク
クラブの根本に当たって右へ直角に飛ぶ最悪のミス。
74. テンプラ
ドライバーで高く打ち上がるだけで飛ばないミス。
75. キャリー
空中飛行距離(ランを含まない)。
詳しいスイングはゴルフスイングの基本 完全ガイドを参照。
E. コース・地形用語(15語)
76. ティーグラウンド(ティーイングエリア)
第1打を打つ場所。
77. フェアウェイ
短く刈られた打ちやすい芝のエリア。
78. ラフ
長く刈られた芝のエリア。打ちにくい。
79. グリーン
ホールカップがある最も短い芝のエリア。
80. バンカー
砂のある罠エリア。SWで脱出。
81. ホール(カップ)
グリーン上の穴。直径4.25インチ(108mm)。
82. ピン(フラッグ)
ホール位置を示す旗。
83. アウト(OUT)
前半9ホール(1〜9番)。
84. イン(IN)
後半9ホール(10〜18番)。
85. パー3(ショートホール)
短いホール(100〜250yd)。1打でグリーン狙い。
86. パー4(ミドルホール)
標準ホール(280〜460yd)。最も多い。
87. パー5(ロングホール)
長いホール(450yd以上)。3打でグリーン狙い。
88. ドッグレッグ
途中で曲がるホール形状。
89. ヤーデージ
ホールの距離(ヤード単位)。
90. レイアウト
コースの全体配置・戦略デザイン。
詳しいコース構造はゴルフコースの構成とPar3/4/5の違いを参照。
F. マナー・運営用語(10語)
91. プレーファスト
「早く打つ」マナー。1ホール15分が目安。
92. ドレスコード
ゴルフ場の服装規定。襟付きシャツ必須等。
93. キャディ
プレーをサポートする専門スタッフ。
94. スループレー
休憩なしで18ホール連続プレー。
95. ハーフプレー
9ホールでラウンドを終えるプレー。
96. コンペ
複数組で競う団体ラウンド。新ペリア等のハンデ方式あり。
97. クラブハウス
ゴルフ場の本館施設。受付・食堂・ロッカー。
98. スタートマスター(キャディマスター)
スタートホール周辺の進行管理員。
99. マーシャル
コース内の進行管理員。プレーペースを監視。
100. アテンドキャディ
各組に1名付くハウスキャディ。コースガイド・距離測定担当。
詳しいマナーはゴルフのマナー 押さえるべき10カ条を参照。

用語の覚え方:3ステップ
ステップ1:本記事を1回通読
ラウンド予定の1週間前に1回読む。完全に覚える必要はなく、「聞いたことがある」状態を作る。
ステップ2:インドアでの会話で使う
レッスンや友人との練習で実際に口にすることで定着。
ステップ3:ラウンド当日にスマホで確認
不明な用語が出たら、その場でスマホで本記事を再確認。同伴者に聞くのもOK。
ゴルフ用語 よくある質問
Q. 100語全部覚える必要ある?
A. 不要。よく使う30〜50語を押さえれば、初ラウンドは問題なく回れます。残りは現場で覚えていけばOK。
Q. プロのトーナメント中継で出てくる難しい用語は?
A. 中級者以降の用語(プレッシャーパット、ロブショット等)です。本記事の範囲を超えるので、別途調べてください。
Q. 用語が分からない時、同伴者に聞いていい?
A. 大歓迎。むしろ「分かりません」と素直に聞く方が好印象。マナー違反より無知のほうが罪が軽いです。
Q. ラウンド中によく使う用語は?
A. ① パー、ボギー、ダブルボギー(スコア用語) ②グリーン、フェアウェイ、ラフ(コース用語) ③ナイスショット、ナイスパー、おちつけ(マナー用語)が頻出です。
Q. 用語集として印刷したい
A. 本記事をPDF保存またはブックマークしてご活用ください。「ゴルフ用語集 ゴルナビ」で検索しても再アクセス可能です。
Q. 用語の正しい読み方が分からない
A. ほとんどはカタカナ表記そのままの発音でOK。「アテスト」=「アテスト(attest)」、「マーシャル」=「マーシャル(marshal)」等。
Q. 上級用語が出てくるラウンドはどう対応?
A. 「すいません、それは何ですか?」と素直に聞くのが一番。中級者・上級者ほど初心者には優しいので、安心して質問してください。
まとめ:用語は「30語覚えれば初ラウンドOK」
ゴルフ用語の本質はシンプル:
- A. スコア用語(パー・ボギー・バーディ・ダブルボギー):必須
- B. ルール用語(OB・ペナルティ・暫定球):必須
- C. クラブ用語(ドライバー・アイアン・PW・SW・パター):必須
- D. スイング用語(スライス・フック・ダフリ):必須
- E. コース用語(フェアウェイ・グリーン・バンカー):必須
- F. マナー用語(プレーファスト・ドレスコード):必須
最初の30語だけ押さえれば、初ラウンドは安心して楽しめます。次回以降の記事では、各分野の用語をより深く解説していきます。
ゴルフの公式ルール・最新情報は日本ゴルフ協会(JGA)公式サイトでも確認できます。
※本記事は一般的なゴルフ用語をまとめたものです。コース・地域・流派により独自の用語・解釈がある場合があります。

